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Summer Program 2 生徒が育てた藍で「生葉染め」体験を実施

2025.08.04
高校(フロンティア)
PROGRAM

フロンティアコース1年生は、総合的な探究の時間の一環として、今年度も藍の生葉染め体験を実施しました。

この取り組みは、日本の伝統的な染色技法を学ぶとともに、植物の栽培や加工を通じて、自然や文化への理解を深めることを目的としています。

今回使用した藍は、春から生徒たちが校内で大切に育ててきたものです。葉を一枚一枚丁寧に摘み取り、染液をつくって布を染め上げる作業は、まさに“手仕事”の学びそのものでした。

当日は、父母の会の皆さまにもご参加いただき、文化祭で出品・販売予定のハンカチなどを、生徒たちと一緒に染める作業を行いました。

世代を超えた協働の中で、模様の出方を相談したり、染まり具合に歓声を上げたりと、和やかで創造的な時間が広がりました。

出来上がった作品は、どれも個性あふれる一点もの。染め上げたハンカチなどのアイテムは、文化祭にて父母の会の皆さまが販売を予定しており、生徒たちが育てた藍が地域とのつながりの中で新たなかたちとなって広がっていくことになります。

自然の恵みに触れながら、伝統技術や地域とのつながりについて考える今回の体験は、生徒たちにとってもかけがえのない学びとなりました。今後の探究活動にも、この実感が大きな力となっていくことでしょう。