MENUCLOSE

更新情報

ホーム > 学校生活 > Summer Program 3 地域の技術と文化に学ぶ体験学習を実施しました

Summer Program 3 地域の技術と文化に学ぶ体験学習を実施しました

2025.08.04
高校(フロンティア)
PROGRAM

フロンティアコースでは、教室を飛び出し、現地での体験を通して「技術と社会」「文化と持続可能性」のつながりを学ぶ探究的な取り組みを行っています。

今年度は、埼玉県内の2か所を訪問し、最先端の農業技術と日本の伝統工芸を学ぶ体験学習を実施しました。

午前中に訪れたのは、埼玉県嵐山町に本社を構える太陽グリーンエナジー株式会社。



同社では、太陽光発電を活用したレタスの水耕栽培をはじめ、コオロギの養殖(昆虫食の研究・開発)やハーブの栽培など、持続可能な食の未来を見据えた多様な取り組みが行われています。見学では、栽培設備や飼育システムの仕組み、環境制御の工夫について詳しく説明を受け、生徒たちは最先端の技術と社会課題のつながりについて理解を深めていました。

午後は、比企郡小川町にある小川和紙体験学習センターを訪問しました。

ここでは、埼玉県の伝統工芸である小川和紙の歴史と製作工程について学んだ後、実際に手漉き和紙づくりに挑戦しました。職人の方々の丁寧な指導のもと、一枚一枚心を込めて紙を漉く作業を体験し、生徒たちは日本の伝統文化の技と美に触れる貴重な時間を過ごしました。

今回の体験学習は、**「再生可能エネルギー×食の未来」と「地域文化の継承」**という異なるテーマを一度に学ぶことができ、生徒一人ひとりの探究的視点を育む有意義な機会となりました。今後の学びの中で、今回の経験がどのように生かされていくのかが楽しみです。