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学校案内

校長挨拶

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創立50周年に向けて進化を続ける城北埼玉
 
城北埼玉学園校長
曽根 一男
 城北埼玉学園は、1980年の高等学校の創立からまもなく50周年を迎えようとしています。

 創立者の近藤薫明は城北学園(東京・板橋区の現城北中学・高等学校)の校長・理事長を歴任した後、埼玉で城北教育を実践すべく、本校をここ川越市古市場に設立しました。

 「心身ともに健全で自律的な努力に徹し得る人間の育成」を建学の精神とし、校訓「着実・勤勉・自主」と教育の2本柱「人間形成と大学進学指導」のもと、男子の進学校として着実に進学実績を重ねてきました。

 2002年には中学校を開校し中高一貫教育を実現しました。さらに、2020年には高校に体験的な学びを重視するフロンティアコースを新設し、本科との2コース体制とするなど、時代の変化とともに発展を続けています。

 

2025年 ユネスコスクール加盟校に
 本校は2025年4月、ユネスコスクールの正式加盟校となりました。
 1945年、第2次世界大戦の反省を踏まえ、世界の平和と安全の維持のため国際連合が設立されました。その目的を教育・科学・文化の側面から実現しようとする国際機関がユネスコです。
 ユネスコ憲章の前文には「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」とあります。ユネスコスクールは、この憲章の精神を体現する教育活動を行う世界12,000以上の学校のネットワークです。
 近年いくつかの国の強権的なリーダーが軍事力の行使をためらわない事例が増え、武力により命を落としたり生活を破壊されたりする人々が後を絶ちません。日本も含め多くの国々が防衛費を急増させています。世界はいま軍拡競争に突入したかに見えます。
 世界の平和と安全、基本的人権と人間の尊厳、人類の知的及び精神的連帯、男女及び大小各国の同権など、80年前に国連憲章とユネスコ憲章が掲げた普遍的な価値は、いまも少しも色あせることなく重要性を増しています。
平和を愛するかっこいい男子の育成
 軍事力の行使を決断する多くのリーダーは男性です。力の誇示や攻撃性といった男性的価値観がその判断に影響を及ぼしている可能性があります。
 本校は埼玉県内で唯一の男子校のユネスコスクール(2026年4月現在)として、「平和を愛するかっこいい男子」の育成を目指します。
 世界の安全保障環境が悪化し、学校でもネット上でもいじめや言葉の暴力が後を絶たない現状において、平和を守り愛することは容易ではありません。自分だけがトラブルに巻き込まれないような回避行動や口先で平和を唱えるだけでは実現できません。非暴力やジェンダー平等を貫く人権感覚、教養、信念、勇気、決断、行動を伴う強さが必要です。
 本校では基本の授業に加え、外部機関の力も活用し様々な体験的、探究的な学習や交流の機会を充実させています。
 多様な活動を通じて視野を広げ、真に守るべき価値は何かを多面的に考え、本質的な価値判断ができる人間形成を目指しています。その過程で心の中に平和の砦が築かれていくことを望みます。