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湖南探究宿泊プログラムⅡ DAY3

2026.10.25
高校(フロンティア)
PROGRAM

 フロンティアコースの高校1・2年生は、一昨日より湖南探究宿泊プログラムに参加しています。本日は曇空の中スタートしました。

●朝食を作ります。

 昨日とは変わって、1年生が中心となって作っていました。来年は後輩と来る湖南に向けて、意識が芽生え始めてくれると嬉しいです。

●1年生は会津若松周辺の自由行動

●2年生は会津中央乳業の工場見学

●1年生感想

 湖南探究宿泊プログラム3日目は、1年生と2年生に分かれて行動し、1年生は会津若松駅から七日町駅周辺までフィールドワークを行いながら、チェックポイントを回りました。

 チェックポイント1つ目は、さざえ堂でした。さざえ堂は建築物として珍しい形をしており、普段見ることのない造りだったため、とても新鮮に感じました。2つ目は鶴ヶ城です。私は今回初めて訪れたのですが、鶴ヶ城では堀の水面から内堀を巡る船の体験があることを知りました。時間の都合で乗ることはできませんでしたが、実際に体験してみたいと思いました。3つ目は七日町通りです。七日町には明治から昭和初期の面影を残すレトロな街並みや歴史的建造物があり、会津の歴史や文化を感じることができました。

 また、チェックポイント以外にも目を向けながら歩いていると、一箕町八幡地区で土蔵を見つけました。その造りが気になり調べてみたところ、防火と装飾を兼ねた伝統的な「なまこ壁」が施されていることが分かりました。さらに、その造りが生まれた経緯について調べると、滝沢本陣へ続く旧滝沢街道沿いのこの地域は、明治から大正にかけて3度の大火に見舞われたことが分かりました。その教訓から延焼を防ぐための防火対策として多くの土蔵が建てられ、現在も良好な景観が保たれています。また、この土蔵は平成10年度に会津若松市の「会津若松景観賞(まもる賞)」を受賞していることも分かりました。他にも歩いている途中で、創業350年以上の歴史を持つ有限会社元祖白糸本舗を見つけました。この店舗では、滝沢旧街道沿いにある「白糸の滝」にちなんで名付けられたご当地納豆「白糸納豆」が製造されており、地域に根付いた歴史ある店舗であることを知ることができました。

 今回学んだことは、決められたチェックポイントを巡るだけでなく、自ら疑問を持ち、周囲に目を向けながら探究することの大切さです。建物一つひとつの造りや地域の歴史に注目することで、新たな発見につながることを実感しました。今回のプログラムを通して、改めて「探究しながら歩く」ことの重要性を学びました。今後は川越学などでも今回の経験を生かし、身近な地域に対しても探究の視点を持ちながら活動していきたいと思います。

 

●2年生感想

 皆さんは「飲みにくい飲むヨーグルト」を知っていますか。

 湖南探究宿泊プログラム3日目、2年生はその商品を製造・販売している会津中央乳業の工場を見学しました。見学では、二瓶孝文さんから商品開発や牛の体の仕組み、牛乳の活用方法について説明していただきました。特に印象に残ったことが2つあります。

 1つ目は、新しい製法を独自に開発し、弱みを強みに変えて商品化している点です。最初に紹介した「飲みにくい飲むヨーグルト」は、開発当初、ヨーグルトが硬く飲みにくいという課題がありました。しかし、その特徴を逆に強みとして捉え、「飲みにくいけれどおいしい」という意外性が話題となりました。このことから、商品の弱点も見方を変えることで魅力となり、多くの人に価値を伝えられるのだと学びました。

 2つ目は、牛の体の仕組みや牛乳の使われ方について学べたことです。牛乳はさまざまな乳製品へと加工され、形を変えて私たちのもとへ届いています。見学では「会津の雪」を試飲させていただきました。独自の製法によって生み出された濃厚な味わいが印象的でした。普段何気なく口にしている乳製品も、多くの工夫や加工技術によって作られていることを知り、商品が私たちのもとへ届くまでの過程に興味を持ちました。

 今回の見学を通して、商品開発では単においしいものを作るだけでなく、その商品の特徴を理解し、新たな価値を生み出すことが大切なのだと感じました。今後、自分たちが新しいアイデアを考える際にも、一見マイナスに見える要素を別の視点から捉え直し、新たな可能性を見出すことを意識していきたいです。

 

 3日間でできた「探究」とは何だったのでしょうか。ぜひ、来週の月曜日までに3日間の振り返りを自分の中でしてみてください!1年生は2度目、2年生は5度目の湖南探究宿泊プログラムが終わりました。次回の湖南では一人ひとりが「目的」を持って取り組めるように、日々の活動も頑張っていきましょう!