ニセコ町へ移動し、「環境」をテーマにした体験活動を行いました。
まず、ニセコ観光協会の方から「まちづくり講話」をしていただきました。ニセコ町では「住んでよし・訪れてよし」の持続可能な観光地を目指し、「信頼される国際リゾート」というビジョンのもと、町民や観光客が一体となってまちづくりを進めています。環境モデル都市としての施策も進められており、自然を活かしながら観光資源を守る姿勢が印象的でした。
今回の講話を通して、「自分たちの町ではどのような〈まちづくり×観光〉ができるのか」「住みたい町・訪れたい町とはどのような町なのか」を、自分たちの身近な地域から考える良いきっかけになりました。
その後は、森林散策とウッドバーニング体験を行い、講話で学んだ内容を実際に体感することができました。特に、「林業」が首都圏で暮らす私たちの生活にも深く関わっていることを知り、環境と人とのつながりを改めて実感しました。
最後に、「NIS-ECO」の取り組みについての講話を受けました。「植樹」という活動は本当に良いことばかりなのかという問いかけを通じ、環境問題の解決は短期間ではなく、長期的な視点で取り組む必要があることを学びました。
また、話題は「職」にも広がり、「自分が本当にやりたいことは何か」を考えることの大切さについても教えていただきました。1日を通して、普段首都圏で生活している私たちにとっては得がたい、貴重な経験をすることができました。
明日はニセコ町から札幌へ移動し、北海道大学見学ツアーと札幌班別研修を行う予定です。