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中学3年生 スタディトリップ

2026.09.15
中学校
学習活動

 中学3年生は、9月9日(水)、クラスごとに3か所に分かれてスタディトリップに出かけました。(昨年度までは、社会科見学という名称でしたが、事前学習や振り返りを社会(公民)の授業で行うだけではなく、一連の活動をユネスコスクールの理念と関連させながら、「総合的な学習の時間」の探究活動としても行うため、今年度から名称をスタディトリップと変更しています。) 

 

【東京地方裁判所】 

 裁判を実際に見て、司法がどのように人権を守り、社会のルールを支えているのかを理解し、公民として法や裁判の役割を主体的に考える力を身につけることを目的として裁判の傍聴を行いました。裁判所という初めて足を踏み入れた場所で生徒はみな緊張気味でした。 

生徒による当日レポートより(一部抜粋) 

 「初めて裁判を見に行って、一番びっくりしたのは法廷の静かさと緊張感です。テレビのドラマみたいに大声で言い合うシーンはなく、淡々と進んでいきました。被告人の席に座っている人が、  ニュースで見るような怖い人ではなく、街で見かける普通の人に見えたこともショックでした。特別な悪い人じゃなくても、一歩間違えたら誰でも犯罪に関わってしまうのかもしれないと感じました。裁判官の人が、最後に「これからは心を入れ替えて頑張ってください」と優しく声をかけているのを見て、ただ罰を与えるだけでなく、これからの人生を応援していることが伝わってきました。ニュースを見るだけではわからない、事件の背景や人間の複雑さを深く考えさせられる経験になりました。」 

 

 

JICA地球ひろば】 

 世界の課題や国際協力の実際を知り、海外協力隊の体験談から学びを深めることで、持続可能な国際社会づくりに向けて自分たちにできることを考えるという目的でJICA地球ひろばを訪れました。今まであまりイメージできなかった発展途上の国々の状況を知る貴重な体験でした。 

生徒による当日レポートより(一部抜粋) 

 「JICA地球ひろばを見学して、世界には、私たちが当たり前に送っている生活ができない国や地域がまだたくさんあるという厳しい現状を学びました。特に、安全な水が手に入らないことや、学校に通えない子どもたちがいるというお話が印象に残っています。日本がいかに恵まれているかを実感すると同時に、世界の課題は他人事ではないと感じました。」 

 

【国立ハンセン病資料館(国立療養所多磨全生園)】 

 ハンセン病の歴史を通して、差別や偏見がどのように生まれ、人々の生活にどのような影響を与えたのかを学び、人権の大切さについて考えるという目的で国立ハンセン病資料館を訪れました。 

生徒による当日レポートより(一部抜粋) 

 「昔の人達は人権を無視した行動が多かったということは、なんとなく知っていました。しかし今日資料館を見学して、政府もそれを黙認したり、さらには政府自身も侵害していることを知りました。人権を侵害されることが、どれほど酷いものか今の自分には想像ができません。もう2度と同じことをくり返してほしくないと思いました。」