フロンティアコースでは、4月より一次産業の基礎となる「土」や環境への理解を深めるため、株式会社BIOTAの皆様をお招きし、全3回にわたる連続講演会を実施しました。
第1回では、「微生物多様性」をテーマにご講演いただきました。微生物の多様性が人間の免疫力に良い影響を与えることや、微生物が「分解者」として自然界の循環を支え、持続可能な社会の実現に欠かせない存在であることについて学びました。講演後半には、良い土や良い根の条件について理解を深めた後、実際に土を掘り起こして観察する作業を実施しました。生徒たちは土の中の様子を確かめながら、普段は目にすることのない微生物の働きに思いを巡らせていました。
第2回では、「考現学・街づくり」をテーマに、地形アプリケーションを活用したフィールドワークを行いました。「この街らしさとは何か」という視点を持ちながら学校周辺を歩くことで、普段は何気なく通り過ぎている風景や建物にも新たな発見がありました。
第3回では、「ランドスケープデザイン」や「植栽デザイン」をテーマにご講演いただきました。「誰かとワクワクを分かち合える、みんなで豊かに健やかになれるデザイン」という考え方に触れ、生徒たちは環境づくりを新たな視点から考える機会を得ました。これまで学んできた土や地域とのつながりを踏まえながら、学校の植栽や景観についても主体的に考える姿が見られました。
ご講演とフィールドワークを通して、土や微生物、地域環境、そして景観デザインについて多面的に学ぶことができました。講演で得た知識を実際の環境づくりへとつなげていく今回の取り組みは、生徒たちが身近な自然や学校環境について主体的に考え、行動する力を育む貴重な機会となっています。







