MENUCLOSE

更新情報

ホーム > その他 > 2025年のノーベル生理学・医学賞受賞者 坂口志文氏から揮毫(きごう)を頂きました

2025年のノーベル生理学・医学賞受賞者 坂口志文氏から揮毫(きごう)を頂きました

2026.05.08
その他

 2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞された、坂口志文大阪大学特別栄誉教授より、本校生徒宛てに「ひとつひとつ」と、座右の銘が揮毫(きごう)された色紙を、森泉理事長を通じて賜りました。 

 坂口教授は、自己免疫疾患やアレルギーなどの、過剰な免疫反応を抑制する「制御性T細胞(Treg)」を発見し、過剰な免疫反応により自分自身の組織を攻撃する仕組みの基礎的構造を明らかにした功績によって、2025年のノーベル生理学・医学賞を受賞されました。 

  坂口教授は、いつも奥様(教子様)と二人三脚で、この時もカリフォルニア大学から帰国した1991年(41歳)に、現・東京都健康長寿医療センター研究所(当時は東京都老人総合研究所)で「制御性T細胞」に関する自身の研究室を奥様と共に立ち上げました。世界的な権威の研究者からは疑いの目で見られ続けられた「制御性T細胞」でしたが、坂口教授はその存在を信じて疑いませんでした。 

 人員も予算も少ない「弱小チーム」(坂口教授談)の環境下にあってなお、地道な実験と、それを支える研究室の仲間たちとの深い信頼に支えられながら、着実・勤勉に実験を重ねられた結果、「制御性T細胞」の核心的マーカーである「CD25」を追発見したことで、この細胞の実在が証明されました。 

 当時、この研究室では予算と人員に余裕がなく、実験で使うマウスの世話などは、教授ご夫妻も率先してこなしたと言われます。研究室立ち上げ時から坂口教授と研究・実験を共にした奥様(教子様)は、教授のノーベル賞受賞を陰で支えた功労者の一人でもあります(森泉理事長の奥様で、坂口教授と同じ研究室にいらした森泉栄子氏談)。 

  東京都健康長寿医療センター主催で、坂口教授によるノーベル賞受賞にまつわる講演会が4月に催され、かねてより昵懇(じっこん)でいらした森泉理事長夫妻が招待されました。その後の食事会の折に、写真にある色紙を賜りました。「城北埼玉生へ ひとつひとつ」と揮毫された、この「ひとつひとつ」の意味は、本校の校訓で云うところの「着実・勤勉」と同意(森泉理事長)とのこと。今後この色紙は、坂口教授と理事長とのツーショット写真と共に額装して事務室脇に飾られる予定です。