3月19日(木)・25日(水)の2日間、本校にて埼玉弁護士会との連携プログラム「2026最強交渉術」を開催しました。今回のプログラムには、プロの弁護士から直接学びたいという生徒や、論理的な説明力を身につけたい生徒、将来の進路として法曹界を視野に入れている生徒など、多様な動機を持つ中高生が参加しました。
当日のプログラムは、学年ごとに異なる3つの実践的なステージで構成されました。
1つ目は、新中学2年生による「SNS利用制限」をテーマとしたグループディスカッションです。 生徒たちは「埼玉県内の中学生に対するSNS利用の全面禁止条例」の是非について議論を交わしました。SNSに潜む犯罪リスクと人権や実効性のバランスなど、多角的な視点から検討を行い、自分の意見に必ず根拠(理由)を添えて伝えることの大切さを学びました。
2つ目は、新中学3年生による「学校内への防犯カメラ設置」を巡るディベートです。 教室やトイレへの設置の適切性について、賛成派と反対派に分かれて熱い討論を展開しました。単なる主観ではなく、事実に基づいた根拠を提示することや、相手の主張の矛盾を突く質問の技術など、第三者を納得させるための論理構成力を養いました。
3つ目は、新高校生による「覚醒剤売買容疑」を題材とした本格的な刑事模擬裁判です。 ロックバンドのボーカルによる譲り渡し疑惑という複雑な事例に対し、検察側と弁護側に分かれて有罪・無罪を争いました。1チームに1人の弁護士が付くという手厚いサポートのもと、証拠から事実を積み上げ、裁判官という第三者に伝わる言葉を選ぶプロのロジックに触れることで、生徒たちは思考の広げ方を深く実感しました。
2日間で合計8時間という長丁場のプログラムでしたが、参加した生徒からは「最初は長いと思ったが、楽しくてあっという間だった」「プロの視点に触れて自分の甘さを痛感した」といった声が上がり、満足度は全学年で90%〜100%に達しました。
現役弁護士の先生方との真剣勝負を通じて得た「論理的に考える力」や「多角的な視点」は、生徒たちが今後の社会を生き抜くための大きな武器となるはずです。



