2学期は、演劇を通した学びを数多く実施しました。 演劇は、他者の立場に立ち、物事の意味を多角的に捉え直す力を育てる活動です。
まず、10月30日に、3年生による『朗読劇 ハムレット』を1・2年生向けに公演しました。 朗読劇は生徒にとって初めての挑戦でしたが、緩急のあるセリフの読み回しや表現によって、観ている後輩や教員も固唾をのんで舞台に引き込まれていました。言葉だけで世界観を立ち上げる力を感じる公演となりました。
生徒感想
生徒①
生徒一人ひとりが『ハムレット』のそれぞれのキャラクターになりきりました。練習では経緯、感情、喋り方、喋るスピード、座り方などをこだわりました。私はセリフが少なかった分、言葉の一つ一つに想いを込めて演じました。この経験から、人の想いについて再び考える機会になりました。
生徒②
私はハムレットを演じて、母との対立を演じました。
母を責めるセリフを言いながら、自分自身が壊れていくような感覚がありました。ハムレットの苦しみは、怒りでも悲しみでもなく、愛する人を信じられなくなった絶望なのだと感じました。役を演じて、人を「許す」ことの難しさを考えさせられました。
翌日、10月31日には、株式会社タラントン主催の英語劇を鑑賞しました。 昨年度と同じ2名の演者をお招きし、英語による『HAMLET』をご公演いただきました。
前日に日本語で朗読劇を鑑賞していたこともあり、英語が得意な生徒も、やや苦手意識のある生徒も、プロの役者による演技に没入して鑑賞している様子が印象的でした。
今年は、1・2年生の計5名が英語のセリフを覚え、実際にステージに上がって演じました。緊張しながらも、堂々とした姿で舞台に立つことができました。 公演後には恒例の質問タイムが設けられ、生徒たちは英語で積極的に質問に挑戦していました。
生徒感想
生徒①
自分たちはこの演劇に向けて、約2週間、放課後残って英語教員の指導のもと、練習してきました。
本番、緊張で練習通り言葉が出ない場面もありましたが、オーストラリアの役者さんの方々と、共に演じることができ、非常に貴重な経験となりました。
生徒②
私たちは、この英語劇でさまざまなことを経験したり、学んだりしたりすることができました。練習では、セリフを覚えるのが大変でしたが、感情を込めた英語の話し方や、発音などを学ぶことができ、本番では、オーストラリアの役者さんの上手な演技と共に、自分もまるで演劇の中にいるように感じられました。
生徒③
私たちは完璧にセリフを覚えるために、2週間という短い期間を全て練習に使ってきました。
本番はセリフが飛んでしまった所もありましたが、俳優さんの上手なフォローのおかげで最後まで演じきることができました。最後には優しく褒めてくれて、やって良かったと思いました。







