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湖南探究宿泊プログラムⅠ 2025 DAY3

2025.05.30
高校(フロンティア)
PROGRAM

●ホールアース自然学校 和田さんとの交流

自然と人間の共生や湖南地域について、問いを持ちながら、猪苗代湖の舘浜や湖南高校周辺を実際に歩きました。
和田さんの話でどのような話が印象に残ったのでしょうか。

 

 

●湖南高校との交流
いよいよ待ちに待った湖南高校との交流です。昨年度は雨のため田植えが中止となってしまいました。1年生はもちろん、2年生にとっても初めての田植えです。
素肌で感じる田んぼはどのような感覚だったのでしょうか。10月の稲刈りまで楽しみですね。

 

 

1年生コメント

探究合宿3日目では、猪苗代湖周辺の探索とホールアース自然学校の和田さんの講義、そして湖南の探索と湖南高校と一緒に田植え作業を行いました。猪苗代湖探索では、和田さんに同行していただき、たくさんの話を聞かせてもらいました。大きな問題として挙げられたのは、浜辺での焚き火です。浜辺では度々焚き火の跡がありました。炭は土に還りにくいことに加え、焚き火をすることで周辺の松を弱らせ、松を切らなければなくなるなどの問題があること知りました。また、和田さんの講義では、豊かさについて考え、全員で考えを深めることができました。その後、湖南の探索では、空き家が多く見られ、人口の減少を目の当たりにしました。過去15年間で人口は約3分の1となり、経済効果は約1億円以上減少したそうです。田植え作業では、湖南高校の生徒と楽しく作業をすることが出来ました。初めて裸足で田んぼに入り、泥の感触を味わい、農家さんの大変さを身をもって知ることが出来ました。お互いの高校が後輩先輩分け隔てなく関わることができ、とても良い交流になったと思います。この3日間で色々な人と会って、話を聞き、1つの問題でも多くの要因が複雑に絡み合っていることを知り、物事を様々な角度から考える力を手に入れました。僕たちは、この学びを生かし、挑戦することを大切にしながら、フロンティアの活動に取り組んでいきます。

 

2年生コメント
午前中は少年湖畔の村と猪苗代湖の周辺を歩きながら、猪苗代湖と周辺の林に起きている変化や自然における生物の共生についてなど様々なことを学びました。
午後は湖南高校に行き、現地の学生と田植えを体験しました。水田の中に入り、普段なかなか体感しない泥の感触と重さに悪戦苦闘しながらも苗を植えていく体験はとても貴重な経験になりました。

湖南高校は今日の午前中まで定期考査でした。疲れている中一緒に作業してくれてありがとう!

この3日間、伝統産業や環境問題について学ぶ機会も多くありました。社会課題について自ら問いを立ててじっくり考えてみましょう。