高校1年フロンティアコースの「現代の国語」の授業において、現在日本が抱える社会課題をテーマにディベートを実施しています。
社会課題には両義性があるため、事前に立場を決めることで偏った思考に陥るのを防ぐために、本番でどちらの立場を取るかはディベート当日に決定します。生徒たちはグループごとにメリット・デメリットを話し合い、1つのテーマについて深く学習を進めました。
ディベートは一見「相手を論破する」ことが目的のように思われがちですが、本授業では「社会課題について能動的に討議し、相手に対して説得力をもって話す」ことを目標としています。
第一回目は「日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。是か非か」「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである。是か非か」の2つのテーマで実施しました。難解なテーマではありましたが、生徒たちは主体的に活動し、積極的に議論に取り組んでいました。