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芸術鑑賞会

2021.07.13
その他

ウェスタ川越大ホールにて、わらび座公演「ミュージカル北斎マンガ」を鑑賞しました。

以下、わらび座H.P.より抜粋

『時は江戸後期、鉄蔵(のちの葛飾北斎)32歳の春。 版元の蔦屋重三郎がおことを鉄蔵に引きあわせる。 家族を亡くして生きる張り合いを失っていたおことだが、日本一の絵師になりたいと夢中で絵を描く北斎の姿に、いつしか自分の夢を重ねていく。「ものには何でも色と形がある。その一瞬の姿をこの手で写し取れた時、たまらなく愛おしくなる。なんて楽しい、なんて嬉しい。それが絵師の仕事」
戯作者・左七(曲亭馬琴)とコンビを組んでヒット作を飛ばすが、作品の方向性を巡って大げんか。娘のお栄も鉄蔵に似て絵のことが好きでたまらない。せっかく結婚したのに亭主の絵をけなして離縁させられてしまう。そんな2人を支える妻・おことだが突然の病に倒れてしまう。おことのために一世一代の絵を描こうと決心する鉄蔵だが、はたして絵を完成させることはできるのか。そして左七との関係は・・・。』

ミュージカルを初めて見たという生徒も多かったようですが、誰もが知る北斎という題材に加えて日本史で学んだことを重ねながら楽しく鑑賞しました。中学生は手拍子に乗っかれずモジモジしてましたが、小ネタで笑いが起こるごとに舞台に魅入られていきました。歴史の中に笑いあり恋あり、はたまた親子関係や友情、ジェンダー・・・多岐にわたるテーマを含む劇は、それぞれに何か課題を与えてくれました。様々な思いを胸に帰路についたようです。